腰痛
腰痛について
腰痛は二本足で歩く人ならでは、いや宿命のような症状です。
また「一度やると癖になる」と言われるように、腰痛は長期間
にわたって出てくる症状です。
腰痛を起こすと仕事にも家事にも影響がでてしまいますよね。
生活のリズムが崩れたり、質を失うことにもなりかねません。
ここでは、腰痛の悩みから解放されて、楽しい休日を送って
もらったり、辛い勤務体制を乗り切れたりと、爽やかな日常生活
を取り戻すために、腰痛の原因とその対策をご紹介いたします。
腰痛の原因
腰痛の原因は、腰の筋肉の疲労と緊張です。
ではなぜ、痛みが出るほど腰の筋肉は疲労して
しまうのでしょうか?
実は人間は立っている時も、座っている時も、姿勢を保つために、
常に腰やおなかに力が入っています。
通常は、休息や、負担のかからない姿勢によって、このような
疲労は回復します。しかし、次のような要因が積み重なって
くると、疲労は次第に蓄積されるようになります。
前屈みの姿勢
中腰の姿勢おじぎ
会釈床の物を拾う
重い物を持つ
さらに、習慣化された悪い姿勢(猫背、無理矢理な気を付け!)
を身体が覚えてしまうことにより、脳が筋肉に力を入れるように
命令を出してしまい、なかなか力が抜けなくなります。
こうなると、四六時中筋肉を使い、常に軽い筋トレを
してるような状態になり、疲労は蓄積される一方になります。
この蓄積された疲労に対する、身体からの危険信号が
腰痛なのです。
さらに疲労が回復されず、過度に蓄積された場合、
ある時点で「これ以上耐え切れない」と身体が判断します。
すると壊れないように、筋肉に停止命令を出します。
これがぎっくり腰です。身動きができなくなるのはそのためです。
または、椎間板が伸びて神経にさわるために、
腰痛が起こります。これが椎間板ヘルニアです。
硬くなった筋肉を叩いたり、押したり、力ずくでもみほぐそう
としますと、身体はますます危険を感じて、筋肉を緊張させ、
身体を守ろうとします。
押したり揉んだりは、一時的にきもちが良くても、
揉み返しがあったりで、必ず逆効果になります。
さいとう療術院でおこなっている「無痛自然整体」は、ソフトなタッチ
で筋肉にさわり、心地よい刺激を脳に送ります。
このような優しい刺激により身体は安心し、脳からの
「力を入れなさい」という命令が解除されていきます。
そして、施術中にどんどん筋肉の力が抜け、柔らかく
なっていき、痛みが和らいでいくのです。
腰痛が始まって間もない場合は、1~2回の施術でかなりの
効果が実感できます。
腰痛の回複法
腰痛を回復するためには、腰まわりの血の巡りを良くする
ために、できるだけ腰まわりの筋肉を動かします。
例えば、腰をひねったり反らしたりするのはとても効果が
あります。逆に効果がないのは背伸びをする。背伸びをして
横に倒したり、ひねったりすることです。
もちろん、痛くない程度でですよ。痛いとこまで頑張ったら逆効果ですからね!
ただし、ぎっくり腰など、ちょっとでも動かすと痛い場合は、
無理してはいけません。後は、お風呂にゆっくり入ることが
大切ですね。できれば1日2~3回は入ってください。温泉なんかもいいでしょう。
あとは睡眠時間を確保しましょう。理想は午後10時から
午前2時までは良く言うゴールデンタイムです。
成長ホルモンが良く出る時間帯なので、少なくとも
午前0時までには休むようにするのが効果的ですよ!